『箱根板橋日記』毎週火曜更新|長嶺 俊也 Nagamine, Shunya デザイナー 1979年生まれ         


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第3回 「新年における、デカ尻と鏡餅的三段腹に関する経済的考察。」 2013年1月1日

 みなさん、明けましておめでとうございます。去年はマヤ暦的に世界が終わるはずだったのだが、年末の慌ただしさに、気がついたら世界は終わらず、また一年が終わってしまった。
 
 そういえば、一昨年の年末は、両親の故郷である大分に初めて妻を連れて行った。母方の祖父と、祖母の顔を見に行くのが目的だったので、二泊三日の短い旅だった。それでも師走にいつもと違う場所にいるというのは不思議な感覚で、周囲の年の瀬の慌ただしさを旅行者として傍観していると、普段より余計にしみじみと旅情を感じた。

 同じく師走に、ニューヨークに行った事もあった。この時はクリスマスの直後で、街はまさに年末商戦まっただ中という雰囲気であった。ニューヨークはさすがに消費社会の本場だけあって、その「消費力」はハンパじゃない。特にこの時期は、州全土どころか、アメリカ全土、さらには世界中から人々が集まってくるという話で、高級デパートから、道ばたの怪しいTシャツ売りの露店まで、人類で溢れかえっていた。色んな訛りの英語が飛び交い、誰もがまわりの事などまったく気にせずに、エネルギッシュにショッピングをしていて、その熱気に、あぁ、自分は今まさに世界の消費経済の中心地にいるのだなぁ、とボーゼンと実感したのを覚えている。

 そして、やはりそんな中でもひときわ目立っていたのが、肥満で巨大化した本場アメリカ人達で、レギンスを履いた長いスラッとした脚の上に、象みたいなデカ尻と、鏡餅の様な三段腹がのっかっているアンバランスなフォルムのファストファッションブランドのレジの店員を見ていると、急成長をとげ、その後様々な問題をかかえながらも世界中を飲み込み、異常成長を続けてきた多消費型社会そのものの様な気がしてくる。

 年越しの瞬間を旅先で過ごしたこともある。その時は、年末から函館の元銀行だった古い洋館のホテルに泊まっていた。重厚な造りで、テレビもない静かなホテルで、部屋を暖かくしてベッドに寝そべり、本を読みつつ、ラジオから流れる第九を聴きながらワインを飲んで新年を迎えた。

 しかし、この時はせっかく函館に来たのに、年末年始休暇でどこも地元の居酒屋がやっておらず、美味い魚に、旨い酒を楽しみにしていたのに、まったく当てが外れてしまい、ずいぶん悔しい思いをした。仕方なく、地元ではマクドナルドなどまったく足下にも及ばないほど人気だというハンバーガー屋チェーン、『ラッキーピエロ』(店名はちょっとマックのアイツを意識してないか?)や、同じく函館エリアでチェーン展開しているハセガワストアというコンビニの名物、『やきとり弁当』など、色々な超々B級ご当地グルメを一日に五食ぐらいヤケクソ気味に食いまくったのであった。

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by nagamineshunya | 2013-01-01 11:15 | 箱根板橋日記