『箱根板橋日記』毎週火曜更新|長嶺 俊也 Nagamine, Shunya デザイナー 1979年生まれ         


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第4回 「新春、悲しみ、ケチ袋の思い出」 2013年1月8日

 今年の年末年始(変な言い方だな)は、どこにも出かけず、おとなしくずっと家にいた。結婚してから、元旦に東京の青梅にある僕の実家に行くのが、なんとなく親子間の暗黙の了解のようになっていたが、最近は仕事が忙しい事もあり、いつの間にか、毎年その場の状況で決めるという感じになってしまった。
 
 今年は忙殺されるというほどでは無かったのだが、十二月の中頃に、わが家にかざる父親の絵を借りるために実家に帰り、その時についでに両親の顔も見てきたので、もう今年はいいか、という気分になり正月に行くのはやめてしまった。

 それでも、デザインこねこの仕事納めの後も、大掃除や忘年会の合間をぬって何かとちょこちょこと仕事をしたりと、それなりに最後まで忙しく、大晦日の夜に妻の実家に集まってごはんを食べて帰ってきたら、ベッドに潜り込んで本を読んでいるうちに、そのままウトウトと眠ってしまった。ちょうど0時をまわる頃だろうか、どこか割と家の近くから鐘の音が聞こえてきて、「はて、あれはどこのお寺の鐘の音だろう?」と考えたのを、うっすらと覚えているが、次に目を開けた時には、もうすでにお日様は元日の晴天の空にお昇りになったあとで、実にあっけなく新年が始まってしまっていた。

 昔、鞄の販売の仕事をしていた事がある。昭和の初期に創業された古い鞄専門店で、場所は横浜駅の地下街にあった。その時は、一月二日から初売りのセールがあったので、お正月の休みは元旦だけ。ゆっくりするどころか、一年で一番忙しい時期であった。

 社会人になって最初に就職したのは箱根にある美術館で、その時は元旦も営業すると聞いて、そんな日に開けてもお客さんなんて来るんだろうかと思ったのだが、近隣のホテル客がそれなりに来たので驚いた。

 元旦の朝、美術館に出勤すると、レストランや売店など全施設のスタッフが集められて朝礼があり、経営責任者が新年のあいさつをした後に、ポチ袋に入ったお年玉が全員に配られた。お年玉がもらえるなんてまったく期待していなかったので、ワクワクしながら中身を確認すると、三つ折りの千円札一枚で、元日の出勤手当にしては随分ケチだなぁと、がっかりした記憶がある。

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by nagamineshunya | 2013-01-08 11:30 | 箱根板橋日記