『箱根板橋日記』毎週火曜更新|長嶺 俊也 Nagamine, Shunya デザイナー 1979年生まれ         


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第41回 「ネチネチ中齢社会」 2013年9月24日

 高齢者という言葉がある。

 日本は言わずと知れた超高齢化社会である。

 「超」というのは冗談ではなく、ちゃんと基準がある。

 それには高齢化率というのを用いるのだが、これは65歳以上の人口が総人口に占める割合、という事になるらしい。この辺、ばんばんウィキペディアの引用で行くので、間違っていても文句言わないように。

 まず普通の「高齢化社会」がこの高齢化率が7〜14%のときで、日本はすでに1970年(昭和45年)に達成している。

 次の「高齢社会」が14〜21% で、これも1995年(平成7年)に達成。

 そして、今の所最高値である21%越えを「超高齢社会」といい、これも日本は2007年に(平成19年)に達成してしまった。

 お気づきの通り、僕がさっき言った「超高齢化社会」というのは間違いで、「化」がつくのは最初の警戒段階までの話しであって、そこから先はもうなっちゃったよということなのだ。

 ちなみに、2007年に超高齢社会を達成した後、日本はどうなっているかと言うと、2010年の段階で23.1%と過去最高を更新しているらしい。

 ここで思い出したのはベトナムの国の平均年齢で、確か27歳だった。

 調べてみたら、投資系のサイトに出ていた。

 2011年のデータで、アジア諸国の平均年齢で最も低いのはカンボジアの22.9歳。マレーシアが26.8歳で、ベトナムは27.8歳とある。

 タイが34.2歳で、シンガポールは40.1歳、香港は43.4歳。

 この辺の平均年齢の高さはGDPも関係しているようだ。

 意外だったのは中国で、35.5歳と低い。まあ、この国の場合は人口数自体もあやふやだから当てにはならないが。

 お隣、韓国は載っていなかったのでわからないが、われらが日本は44.8歳で完全に中年である。

 つまり、平均年齢で言うと「中齢社会」という事になる。もはや「化」などつく段階ではない、完全なる中年おじさん国である。

 ベトナムやカンボジア、マレーシアのような「若齢社会」がうらやましい。

 もし、オリンピックのルールが突然変わって、国民総当たり戦などになったら、あの三ヵ国にはまったく歯が立たないだろう。

 20代の若者と陸上競技で競うなんて、考えるだけでもいやだ。国の威信よりも明日の仕事のほうが心配で、ケガする前に棄権してしまう。あ、自分で言ってて情けないなー。

 経済の上でも、勢いが違いそうだ。

 なにせ、あの三ヵ国は寝ずに働いて大丈夫な年頃の集まりなのだ。バンバン!生産して、バンバン!消費するだろう。

 我々の国は、消費税が何%上がるかでずっとネチネチやってるのである。その間に、やつらはバンバンやっちゃってるのだ。

 そう言えば前にテレビでみたのだが、どこの国か忘れてしまったが、東南アジアの国で日本でも流行っているドーナツの会社が店を出した。めでたくその国でも当たって、その店は大繁盛、行列ができるようになった。と、ここまでならわかる。

 驚いたのはその後で、その店の道路をへだてた向かいに、同じ商品を売っている屋台が出現したのである。

 テレビでは、当然その屋台の主にインタビューした。

 まず、一番の疑問はそのドーナツはどこから仕入れているのか、である。

 すると主はこともなげに、道の向こうを指差し、「あそこの店で買って来るんだよ」と、笑顔で答えた。

 向こうの本家の店(こっちが分家というわけですらないけど)に怒られないのかと聞くと、逆に毎日いっぱい買っていくから感謝されているという。

 うーむ。

 次に気になるのが、仕入れるのはいいが、果たして本物の店の目と鼻の先で売れるのかという問題である。

 これにも主はまたしても笑顔で答えた。「売れるよ、こっちは待たなくていいからね。」

 うーむ。

 ようは、別にトリックのような事はなにもなく、まず、こちらの屋台の方はお店で買ってきて仕入れるのだから、当然利益を上げるために中間マージンが必要で、お店より高い値段で売らなければならない。

 しかし、その分多少割高でも、並ばなくてもいいので、こっちで買っていく人は多いと言うのだ。

 うーむ!つまり、「時間を買う」という事が、これだけ日常で積極的に行われていて、その価値観が当たり前に存在しているという事なのだ。

 これをみた時に、「あ、勝てないな」と、思いましたね。

 これぞまさに国の勢いで、「若齢若者バンバン!社会」なのである。

 経済の方も、GDPの数値ではどうにかとか言っていても、どうやらこれも国民総当たり闇市十種競技などになったら、日本の用な「ネチネチおじさん中齢社会」では、すでにまったく太刀打ちできないようである。

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by nagamineshunya | 2013-09-24 19:59 | 箱根板橋日記