『箱根板橋日記』毎週火曜更新|長嶺 俊也 Nagamine, Shunya デザイナー 1979年生まれ         


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第42回 「かまぼこの中落ち」 2013年10月1日

 最近仕事がらみで、久しぶりにかまぼこと向き合っている。

 久しぶりにというのは、小田原の地域情報紙の会社に勤めていた時に、やはり仕事がらみでこの小田原の代名詞ともいえる伝統加工食品についていろいろと調べた事がある。その時以来という事である。


 僕の住んでいる小田原では、かまぼこというのは特別な意味をもつ食べ物である。

 小田原市民にとってかまぼこは、ただ単に名物、お土産品というだけでなく、なにか「とりあえず俺たちにはかまぼこがあるから」、というような心のよりどころにすらなっているような気がする。

 他の名物、名産、お土産品とはあきらかに別格と言っていいだろうし、神格化とまでは言わないが、人格化していると言っても過言ではないだろう。これ、冗談ではない。

 とはいえ、一般的に現代においてのかまぼこは、フード界のこけしと言っていいような、かなり微妙な位置にいるというのが現状だろう。

 しかし、そんなところも好きだという人が、実はけっこう多いのではないだろうか。


 僕は、かまぼこというとすぐに板わさである。7ミリくらいに切ったかまぼこに、おろしたてのわさびを少しのせて口に放り込む。小田原のかまぼこは弾力がすごいので、しばらく噛んで楽しむ。どんどん味も出て来るので、そのあたりで日本酒をキュッとやるのがうまい。 

 そう言えば、かまぼこの一番うまいところというのはどこなのだろうか。

 外の薄紅の皮(?)のところだろうか。

 それとも、ぎゅっと一番身の詰まった真ん中のあたりだろうか。

 やはり、なんとなくあの板との境目のあたりじゃないだろうかと思う。

 考えてみると、板のないかまぼこはいやだ。うわぁ、いやだなぁ。

 というか、かまぼこのちがったうまさが、実はあの板にひそんでいるのではないだろうか。

 今度、あの板に薄くこびりついたところをこそぎとって食ってみよう。

 中落ちみたいで、いかにもうまそうじゃないか。



  

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by nagamineshunya | 2013-10-01 21:14 | 箱根板橋日記