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『箱根板橋日記』毎週火曜更新|長嶺 俊也 Nagamine, Shunya デザイナー 1979年生まれ         


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第47回 「偽装の真相」 2013年11月5日

 今週、「偽装」が急に問題として出てきた。

 事の発端はリッツ・カールトン大阪で、これがいけなかった。

 リッツ・カールトンと言えば世界最高のサービスと言われ、ホスピタリティの代名詞のように言われている。

 こんなところが偽装していたもんだから、マスコミが喜ぶのなんの。

 この手があったかと言わんばかり、たちまち様々な業界の、企業、協会、団体等で色々な偽装が明らかになった。
 
 ブログのネタに困っている人間にはありがたいが、実際にお金を払ってうまいうまいとありがたく食べていた側からしたらたまった物ではないとまでは言わないが、文字通りどうにも腹の虫がおさまらない思いだろう。

 気になったので、試しに「ロブスターを、伊勢海老として出していた」というのを調べてみた。

 素人の感覚からすると、伊勢海老=超高級、ロブスター=そこそこ高い、という感じだろう。

 例によってウィキペディアを見てみた。

 すると、ロブスターというのは広義では伊勢海老やアカザエビなども含まれるらしいが、それより気になったのが狭義のところに「ザリガニ下目」と書いてある。

 ザリガニも食べるのは知っていたが、なんとなく海水と淡水で若干種類が違うのではないかと思っていた。

 ところが、どうもまったく同族らしいのだ。

 うーむ、それならせめて「ロブスター下目」として、ロブスターの方を立ててくれれば良かったのに。

 食材名になると、かの有名&高級な「オマール海老」となるらしいのだが、しかしここにもご丁寧に並列で「ウミザリガニ」とも呼ぶと書いてある。

 ここに来て「オマール海老=ウミザリガニ」という驚愕の新事実をつかんでしまった。

 こうなってくると、アメリカザリガニも絶対いい線イケルし、そうなるとオマール海老はフランスザリガニで、伊勢海老は大日本ウミザリガニという事になるのだろうか。

 そこで、今度は伊勢海老の方を見てみた。

 すると、伊勢海老はなんとエビ目イセエビ科と、かなりエリート的血統書付きな感じで表記されていた。

 てことはやっぱりまずいよなあ。

 ロブスターは大きさこそ似てるけど結局はザリガニで、伊勢海老はれっきとしたエビ目イセエビ科出身のエリートなんだもん。

 あ、川海老というやつもいたなぁ。

 あれは生息地的にはザリガニだけどどうなんだろうか。

 …。

 もういいか。

 まあ、なんだかよくわからなくなってきたが、まあ何が言いたかったかと言うと、食品の偽装のほとんどは相当あくどく、昔から問題になっていたので、これで少しは良くなってほしいと切に願うのと同時に、伊勢海老と聞けば大金払うほうにも若干問題あるんじゃないのかなぁ、というような事を言いたかったのだが、どうもうまくいかなかったのである。

 この件で、日本におけるザリガニの食材的地位が少しでも上がてくれたらと願う。


 

by nagamineshunya | 2013-11-05 23:57 | 箱根板橋日記