『箱根板橋日記』毎週火曜更新|長嶺 俊也 Nagamine, Shunya デザイナー 1979年生まれ         


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第2回 「ポトフ風呂」 2012年12月25日

 前回、記念すべき第一回にもかかわらず、「うまく書けない」という事を書いている内に終わってしまい、まったく申しわけない。

 よく考えると、大体、箱根板橋とはどこだ、その前にお前は誰だという事なのだが、箱根板橋にかんしては、話し始めると、それだけで二、三回分は必要になってまいそうなので、おいおい小出しにやっていきたいと思う。簡単に場所だけ説明しておくと、神奈川県の西の端の方、小田原と箱根の間と言う事になる。

 僕についてだが、普段は妻と二人でデザインを作って生活している。年は昭和五十四年生まれの三十三歳だが、こどもはまだなく、犬や猫も飼っていない。こちらも簡単な説明のようだが、こっちの場合にはもうこれでほとんど言う事がないのがムナシイ。

 さて、今日はクリスマスである。イブの日は祝日の振替で休みだったので、午前中からゆっくりと我が家の風呂に入っていた。この原稿を書いているのが二十四日の昼なので、つまりさっきの話で、今は風呂上がりで、タオルを首に巻いて、コーヒーにかりんとうをかじりながらこの原稿を書いている。

 話を戻すが、前日に(今度は前々日、二十三日の事ね)に風呂場の大掃除をしたので、大掃除後の一番風呂ということもあり、格別に気持ちがいい。それに、振替休日の午前中から風呂に入っているというのは、なんだかとても得した気分になる。ふと興がのり、さらにこの状況をよくしてやろうと、風呂場から妻に声をかけて、鉢植えの月桂樹の葉を摘んで、使い捨ての茶袋に入れて持って来てもらい、風呂に入れてみた。

 月桂樹というのは、いわゆるローリエである。これが、湯の中で茶袋に入った葉をもんでいると、非常に良い香りが広がり、まことに具合がいい。体の芯からじんわり温まり、手足の先までじんじんと血流が良くなっている気がする。専門的には本当はローリエは全く関係なくて、単なる気のせいかもしれないけど、自分のナイスアイデアの余韻に浸りたいからいいのだ。

 しかし、待てよ、と俺は思った。
 
 今俺は、頃合いの湯に肩までつかり、体の芯まで温まり、そこにローリエが浮かんでいるのだ。なにかに似ている。

 そうだ、これではまるでポトフではないか。西洋おでんである。シマッタ。与えられた環境で満足しておけばよかったものを、もっと、もっと、と欲をかいたあまり、俺はいつのまにか、大根やら、じゃが芋やら、人参やらと同列になってしまっていたのだ。

 野菜族をバカにしているわけではないが、捕食側として複雑な感情がある。(あいつらとは、旨く、じゃなかった、上手くやっていける自信がない…。)

 僕はがっくりと肩を落とし、古いタイル張りの湯船から、そっと上がったのであった。

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by nagamineshunya | 2012-12-25 09:12 | 箱根板橋日記

第1回 「意味はなくとも、ブログは、はじまるのだ。」 2012年12月18日

 さて、突然ですが、「箱根板橋日記」というブログをはじめることになりました。理由は、箱根板橋に引越してきたからというだけで、だからなんなんだ、引越をしたら、みんなブログをはじめなきゃいけないのか、と言われると、もちろんそんな事はあるわけないのだが、なんだか僕は思ってしまったのである。そして、ブログの登録なんかも済ませて、今、新しく引越した箱根板橋の自宅の2階の部屋のテーブルで、原稿用紙を広げて書きはじめたのだが、どうもまずい。もうすでに五編ほどボツを書いているのだ。

 このブログは、一回を八百文字と決めているので、元々大した分量ではないのだが、逆にこの原稿用紙二枚分に話をまとめるという事の難しさに、初回からウンウンと唸っているのだ。

 そこで、少し冷静になって、客観的に自己分析を行ってみる事にした。すると、どうも初回なので、書きたい事がそれなりにあって、欲張ってしまっているのがよくないという事がわかった。人間、欲張ると、ろくな事がないのだ。

 さっきも言ったが、このブログ自体、僕が勝手に始めたものなので、当然、義務もなければ義理もないので、書けなければエイヤッと投げ出してしまって、それで終了でも誰も困らないのだが(むしろ助かるかもしれない)、それでもモゾモゾと、また原稿用紙をめくって書いているのだから、未だ欲を捨てきれていないようだ。しかし、それが解ったところで、やはり書けないものは書けないのだ。

 混乱した時は最初からやり直せ、というのが単純な僕の行動指針なので、もう一度このブログをどういうものにしていくか整理して考えてみる事にした。

①まず第一に、箱根板橋という土地はなにかとおもしろい所なので、そうした事を書いていきたい。

②次に、僕は妻と二人でデザイン事務所をやっているのだが、その生活と周辺についても書いておきたい。

③……。(あとは、あまりないようだ)

 大体、①はまだわかるが、②に関してはなんでそんなものを書きたいのか自分でもよくわからない。書いてどうなるんだ、なんて言われたら、うつむいて足下の地面を掘って入ってしまいたいが、まあ、ただでさえ味の薄い人生を歩んでいるので、それをもう一度書いてなぞる事で、牛の反芻のようにクチャクチャと味わいたいという事なのかもしれない。なにを言っているのか、気持ち悪くて、もっと、よくわからないけど。

 などと書いているうちに、記念すべき第一回目の八百字が、あっという間に過ぎてしまった。まあ、そういう事で、これからこのブログがどうなっていくかは、自分でもよくわかりませんが、毎週一回、火曜日に更新していきますので、皆様、どうか暖かい目で見守っていただきますよう、よろしくお願い致します。

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by nagamineshunya | 2012-12-18 21:12 | 箱根板橋日記